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アップライトピアノでもグランドピアノのような響きを手に入れる方法

札幌市南区芸術の森・石山東地区で、スタインウェイピアノ教室を主宰する、西岡裕美子です。

アップライトピアノを弾いていると、「もっと響きが豊かだったらいいのに」と思うことはありませんか?

実は、適切なタッチとペダル操作を意識するだけで、アップライトでもグランドピアノのような深みのある響きを実現できます。

この記事では、その秘訣をご紹介します。

目次

タッチのポイント

まず大切なのはタッチの仕方です。鍵盤に触れる指先の感覚を繊細に意識しましょう。指先が鍵盤に触れた瞬間から、鍵盤を下におろすために必要な分だけ手を下す感覚で音を出します。この時、手や腕の関節を柔らかく保つことが重要です。余分な力を入れず、自然な重力を活かすことで、音に温かみが生まれます。

さらに、タッチにおいて大切なことは、自分の耳で出した音をしっかり聴くことです。どのような音色が欲しいのかをイメージしながら弾くことで、音に表情が加わります。例えば、柔らかく包み込むような音を目指す場合、鍵盤を静かに下ろすことを心がけましょう。このとき、手首やひじの関節を円を描くように滑らかに動かすことで、より自然で美しい音を実現できます。逆に力強い音が必要な時も、タッチが雑にならないよう、注意深く操作することが重要です。

ペダルの使い方

次に、ペダル操作に注目します。アップライトピアノの場合、ペダルの踏み加減を微調整することは難しいため、耳を頼りに操作しましょう。音が濁らない程度の深さを見極めることが鍵です。ペダルを踏んだ結果としての響きを耳で判断しながら調整することで、より美しい響きを得ることができます。

そもそも、ペダルに頼りすぎること自体が良くないため、効果的な使い方を心がける必要があります。ペダルは音の響きを補助する道具であり、基本的なタッチがしっかりしていないと、音が濁ったり響きが不自然になったりします。そのため、タッチの基礎を固めたうえで、必要に応じてペダルを使うという意識を持つことが大切です。

また、ペダルを使用する際には、タイミングを正確に取ることも重要です。音の持続や響きが意図した通りに出るかどうかは、ペダルを踏むタイミングにかかっています。楽曲の流れをよく理解し、音が濁らないように練習しましょう。

スタインウェイで体感する本物のタッチ

当教室では、本物のタッチを追求できる環境を整えています。レッスンにはスタインウェイのグランドピアノを使用し、響きや音色の違いを体感しながら学ぶことができます。この経験は、アップライトピアノでの演奏にも大きな影響を与え、より豊かな音を引き出す力となります。

さらに、スタインウェイで練習することにより、音楽表現の幅を広げることができます。高品質なピアノの響きに触れることで、自分のタッチやペダル操作にどのような改善が必要かを具体的に理解できるようになるのです。

まずは無料体験レッスンへ

アップライトピアノで響きを改善する方法をもっと知りたい方や、スタインウェイのタッチを実際に体験してみたい方は、ぜひ無料体験レッスンにお越しください。

あなたの音楽の可能性を広げるお手伝いをいたします!

おわりに

アップライトでも豊かな響きを手に入れる方法を実践し、ピアノ演奏の楽しさをさらに深めてみませんか?まずは簡単なステップから始めてみましょう!