ピアノの練習に関するお悩み、性格タイプ別に一挙解決!どんなお悩みも、あきらめずに向かい合うことが大切!
札幌市南区芸術の森・石山東地区で、スタインウェイピアノ教室を主宰する、西岡裕美子です。
お子様をピアノレッスンに通わせると、多くの悩みにぶつかります。
例えば、
- そもそも練習しない
- 口を出すと、怒って練習をやめる
- 練習し始めても、あっという間に終わる
- まだできていないのに、できたと思っている
- 教室でピアノの下にもぐる
- ピアノに座らない
- 家では弾けるのに、レッスンや本番になると上手く弾けない
- 弾きたい曲ばかり弾いて、中々課題の曲に取り組まない
いかがですか?
思い当たることはありませんか?
今回は、このような問題が起きる原因を考えていきたいと思います!
どう考えているかによって、どう声掛けしていけば変わってきますよね。
そこで、タイプによって陥りやすい思考というのがあります。
生まれ持った性格を把握して、どのような言動をしているかを見ていくことで、
どのように声掛けしていけば、ピアノを弾くようになるのか、わかってくるのです!
あとは、トライ&エラーで、お母様とやり取りをしていくのですが、講師が自信を持って、生徒と保護者の方を導いていく、そしてあきらめない気持ちを持ち、それをはっきり言葉で伝えることが大切だと思います!
目次
- ○ ピアノを習いたいと思ったのに、なんでピアノを弾かないの?
- ○ アドバイスが聞けないのはなんで?
- ○ 集中力が続くためには?
- ○ 上手くなりたいって思わないの?
- ○ 先生の前で恥ずかしいわ!!
- ○ どうも本番に弱い・・・
- ○ 宿題から逃げているの??
- ○ 以下のような状態だと、実は怖くありませんか?~どんな状態も、成長過程!!~
ピアノを習いたいと思ったのに、なんでピアノを弾かないの?
【そもそも練習しない】
「自分から習いたいって言ったでしょ?」
「何で練習しないのよ!!」
「練習しないとうまくならないでしょ!」
「練習しなさい!」と言うと、「あとで~」と言って、結局、練習しないで一日が終わる・・・
レッスンに行く前に慌てて練習している。
「もっと早く始めれば、もっと楽なのに・・・」
こんなことってありますよね?
こんな時、当の本人が考えていそうだと考えられることは、
「練習しなくてもできるはず!」
「難しそうで中々やる気が起きない」
「チョチョッとやれば、できるでしょう~」
「できなくてもなんとかなるよ~」
「先生怒んないし~」
こんな感じでしょうか。
ピアノを習いたいと思った時のモチベーションから見ると、下がってしまっていることがわかります。
モチベーションを上げる声掛けが必要になってきますね。
アドバイスが聞けないのはなんで?
【口を出すと、怒って練習をやめる】
「ここ違うんじゃない?」と間違いを指摘したら、「うるさい!やだ!」と言って、逆切れ。
しまいには、「もういい!!」と言って、ピアノの練習をやめてしまう・・・
まるで当てつけのように・・・
よくしようと思って言ったアドバイスなのに・・・
これもよくあることです。
お母様は「よかれ」と思って、お子様にアドバイスします。
間違いに気づいていないからです。
間違っていることがわかれば、直すだろうと思うのですが、実はやってはいけない場合があるんです。
でも、間違いは直してあげたい・・・
こんな時、当の本人が考えていそうだと考えられることは、
「わかってるって~」
「うわっ、なんで気づかれるの?」
「楽しく弾いてたのに~!」
「いっつもなんかダメ出しされる・・・」
「下手だって言いたいの?」
こんなところでしょうか?
自分で分かっている場合と、わかっていない場合があると思います。
共通しているのが、「メリットとしてのアドバイス」として受け取っていない可能性が高い、ということですね。
「メリット」だと分かれば、素直に取り組んでくれるはずです。
メリットであることをきちんとわかってもらう工夫が必要ですよね。
集中力が続くためには?
【練習し始めても、あっという間に終わる】
いざ練習し始めても、一回通して、「できた!」と言って、練習終わり。
「5回弾く」って決めても、できてもできなくても5回弾いたらそれで終わり。
「もう終わり?」というと、すごく嫌な顔をする。
「もっと弾いたら?」というと、「もうできたからいいの!!」と逆切れ・・・
「たくさん練習してくれれば、もっともっとうまくなって、楽しくなるはずなのに・・・」
完成度の意識が親子で違うように見えますよね。
こんな時、当の本人が考えていそうだと考えられることは、
「5回ちゃんと弾いたもん!」
「お母さんが弾いているわけじゃないでしょ!」
「だって疲れたんだもん」
「何回やっても同じだよ・・・」
「なんでいつもいつももっと弾けっていうんだ?」
「もう上手だよ」
何か、限界めいたものが見えてきますね。
大人は、その「限界」を突破してこそ、先があるのだ、ということを知ってます。
しかし子供はまだ知らない人が多いですよね。
その「限界」だと思っているものを突破するだけの「エネルギー」を、本人の内側から引っ張り出すことが必要になってくるのではないでしょうか?
上手くなりたいって思わないの?
【まだできていないのに、できたと思っている】
はたから聞いていて、明らかにできていないのに、「できた!」という。
できていないことを指摘しても、できていたの一点張り・・・
一体何のためにお金を払ってレッスンに通わせているのでしょう・・・
「お金かけているんだから、しっかり練習しなさい!」
「まだ上手になっていないんだから、もっと練習しなさい!」
「いったい何のためにレッスンに通っているの?」
「何年やっても上達しないじゃないの?」
「いつになったら弾けるようになるの!」
「うまくなりたいって、思わないの!?」
「あなたのために、習わせているのよ!!」
その昔、私もこんな風に言ってしまったことがあります・・・。反省です。
こんな時、当の本人が考えていそうだと考えられることは、
「うまくならなくても困らないもん!」
「どうせうまくなんてならないよ。」
「怒られるくらいなら、辞めたっていいよ!」
「楽しいからレッスン行くだけなのは、どうしてダメなの?」
「お母さんが習っているわけじゃないでしょ?」
「だってできないんだもん!」
書きながら、結構しんどくなってまいりました・・・。
共通しているのは、上達するということに対するあきらめの気持ちです。
上達することの楽しさを、すっかり忘れてしまっていますね。
赤ちゃんは、立てるようになるために一生懸命頑張っています。
人間は本来そのように向上する楽しさを知って産まれてくるはずなんです。
人間に本来備わった「上達する楽しさ」を思い出してもらう必要があります。
また、あきらめることで自己肯定感が下がってしまうことを、食い止める必要があります。
先生の前で恥ずかしいわ!!
【教室でピアノの下にもぐる】
【ピアノに座らない】
ピアノのレッスンに行ったのに、ピアノに座らず、ピアノの下へ・・・
教室をぐるぐる回って、まるで追いかけっこ。
「いつになったらピアノの前に座ってくれるの?」
これでは、マナーを守れない子と先生に思われてしまう・・・
「遊びに来たわけじゃないのよ!!」
保護者の立場としては、わが子が先生の前で、まるで「家にいるような振る舞い」をしてしまい、恥ずかしくなってしまう。
また、先生の立場としては、レッスンを受けてほしいのに、中々指導まで行きつかない。
もしかしたら、この子はピアノに向いていないのかもしれない・・・とも思ってしまうかもしれません。
こんな時、当の本人が考えていそうだと考えられることは、
「ピアノの前に座るの、怖いかも~!」
「できなかったら、怒られるの、イヤだなぁ・・・」
「先生のそば、まだ緊張する!」
「先生、私のこと、わかってくれるかな・・・?」
「先生に会えたの、うれしい~💛」
「ここ、涼しくて気持ちいい~!!」
「ピアノ、カッコいい~!」
「ピアノレッスンに来たボク、カッコいい~!」
色々考えられますね。
共通していることは、「ピアノを弾く」というところに気持ちが行ってないのと、今の気持ちのコントロールができていませんね。
コミュニケーションを取り、共通の目標を作る必要があります。
時間をかける必要がありそうですよね。
どうも本番に弱い・・・
【家では弾けるのに、レッスンや本番になると上手く弾けない】
「家では弾けたのに・・・」
「どうもつまずいてしまう・・・」
「どうしていつも本番で間違えてしまうのだろう・・・」
いざというときに、思いもかけない出来事が起こってしまうことって、ありますよね?
本来の自分を自分で知ることで、あらかじめ対策しておくことが大事です。
保護者の方も、お子様の生来の性格を知ることで、いざというときに備えておくこと、
また、いざというときには頑張れる魔法のひと言を知っておくことが大切です。
頑張らなくてはいけないときに、頑張れる力を出せるように、信頼関係を作っておく必要がありますよね。
宿題から逃げているの??
【弾きたい曲ばかり弾いて、中々課題の曲に取り組まない】
練習は、する。
でも、好きな曲ばかり弾いていて、レッスンの宿題を一向に始めようとしない・・・
「課題が終わってから、好きな曲弾けばいいんじゃないの?」
「課題もできていないのに、好きな曲を弾くなんて、何のために習わせているんでしょう!!」
これこそ、レッスン通う意味があるのか、わからなくなってしまいかねません。
こんな時、当の本人が考えていそうだと考えられることは、
「難しい曲、やりたくないなぁ」
「好きな曲弾きたいよね」
「宿題は後でやろう!」
「まぁ、いっか」
「なんか疲れる・・・」
まぁ、逃げていますよね。
ストレスがかかる状態で頑張れるかどうか、というところで、本番でうまくいくかどうかのところと共通しています。
どう考えればいいか、というのが根底ではつながっているということですよね。
ということは、どのような声掛けがやる気が出て頑張れるのか、ダイレクトに反映されると言っても過言ではありません。
本来の性格を把握し、日頃から、声がけをしつつ、いざというときに力が発揮できるようにしておきたいですよね!
以下のような状態だと、実は怖くありませんか?~どんな状態も、成長過程!!~
気分に関係なく、いつも練習する
どんなアドバイスでもいつも謙虚に受け止める
親が思う「完璧」ができている
教室ではいつも先生の言う通りに黙々と弾いている
人がいてもいなくても、構わず自分のやりたいことをやり続ける
好きな曲などはなく、言われた通りの曲を弾き続ける
いかがですか?
こんな状態は、あり得ないですよね。
むしろ避けたいですよね。
だからこそ、ピアノを始めたら、ただ全力で応援してあげたいですよね!!
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PROFILE

- 石山東音楽教室 代表講師
-
北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース 卒業後、
札幌市南区のピアノ教室「石山東音楽教室」を開校。
現在、ピアノ講師としてお子様の指導を行うのみに限らず、
「JLCA主宰伝え方インストラクター」として活動中。
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