ピアノの本番で緊張しない方法~対処法は「自己肯定感UP」だった!~
札幌市南区芸術の森・石山東地区で、スタインウェイピアノ教室を主宰する、西岡裕美子です。
2022年2月から、伝え方マスターを受講中です。
そんな中、私は教室の発表会を目前に控えて、ドキドキワクワクしていました。
自分も講師演奏として演奏するため、自分を見つめるいい機会となったのですが、なんと、伝え方マスターで学んだことが演奏と直結し、大発見になるとは、思いもしませんでした!
- 緊張から解き放たれた!
- 自己肯定感が上がる感覚を味わった!
- 穏やかな心とはどういう状態かがわかった!
上記は、個人の感想ですが、実はマスター初回のたった2時間半をきっかけに起きたことなんです。
本来、性格統計学は、人とのコミュニケーションを円滑にする方法を学べるものです。
今回本番をうまく乗り越える方法がわかったのですが、これは「自分」とのコミュニケーションを円滑にする方法でもあるのです。
自分のことを本当に理解できるこの手法をマスターすると、もう自分探しが必要なくなります!
生年月日に基づいて、それぞれの人のタイプが判明するからです!
とても画期的な方法だと思いませんか?
自分でも驚く結果を共有したいと思い、以下、ビフォーアフター形式で紹介していこうと思います!!
目次
- ○ 練習中・・・
- ・〈Before〉常に自分の演奏に対して疑いをもって取り組んでいた
- ・〈After〉自分と自分の演奏を許す
- ○ ここ一番の本番直前・・・
- ・〈Before〉「どうしよう!?」という湧き上がる感情を必死に抑えていた
- ・〈After〉湧き上がってくる感情そのものが消えてなくなった!?
- ○ 本番中・・・
- ・〈Before〉湧いてくる感情・考えを否定してどんどん緊張していく
- ・〈After〉湧いてくる感情・考えをめぐらし続け緊張もすることなく普段と変わらない演奏をしている
- ○ 演奏後・・・
- ・〈Before〉録画した自分の演奏を見るのが嫌だった
- ・〈After〉自分の演奏を見返して冷静に分析できる
- ○ 自己肯定感が上がった!そして、穏やかな心を手に入れた!
練習中・・・
〈Before〉常に自分の演奏に対して疑いをもって取り組んでいた
・自分の演奏は、どこが良くてどこが足りないのか
・まだできないところはないのか
・納得できる演奏になったか
以上は、演奏が向上するためには、必要な要素です。
しかし、私の場合は、上記のことを脅迫のように自分を責めることで、演奏の向上につながるものだと思っていました。
よく言えば「ストイック」
悪く言えば「自虐史観」(笑)
自分の思う「いい演奏をしたい」という考えが根底にあるのがわかると思いますが、自分に厳しすぎます。
〈After〉自分と自分の演奏を許す
とある練習中・・・
自分に合った言葉かけを続けながら練習していました。
すると、気づいたら涙があふれて止まらない・・・
その時は、何が起きているのかさっぱり理解できませんでした。
今になって思うと、自分を許した瞬間だったのかな、と思います。
自分を許すと何が起きるか?
実は何も起きません(笑)
演奏には何も影響しないんです。
下手になるわけでもなく、もちろん上手になるわけでもありません。
では何が違うのか?
「ステージ上」という特別な場で、大きな影響を及ぼしたのです。
次の項目から紹介していこうと思います。
ここ一番の本番直前・・・
〈Before〉「どうしよう!?」という湧き上がる感情を必死に抑えていた
本番前、「どうしよう!?」と思ってしまうことって、普通ですよね?
こんな感情が湧き上がることは当たり前だと思っていました。
多くのマンガやアニメ、小説などでも、よく描かれる場面です。
私は「この感情をどのようにコントロールするか」ということが、本番いい演奏するための条件だと思っていました。
ある程度経験を積むことで、コントロールすることができるようになっていましたが、完全に切り離すことはできませんでした。
「うまく付き合うしかない」
そんな結論を出していました。
〈After〉湧き上がってくる感情そのものが消えてなくなった!?
本番直前に、自分に合った言葉かけを続けることで、何が起きたと思いますか?
なんと、いつも湧き上がってくるはずの感情が、どこかへ行ってしまったかのように、何も湧き上がってこなくなったのです。
実は、練習中に涙が止まらなくなった後から、大好きなカフェオレが「飲みたい!!」という感情が湧き上がらなくなっていました。
それと同じように、「どうしよう!?」という感情が湧き上がらなくなってしまったのです。
私の中で、2つの共通点は「ストレス回避」の感情です。
そんな感情に一度も振り回されることもなく、常に穏やかな心でいられることが可能になっていることに驚きながら、発表会の準備のため、会場中を駆け回っていたのです。
本番中・・・
〈Before〉湧いてくる感情・考えを否定してどんどん緊張していく
演奏前も「どうしよう!?」と思っているのですが、演奏中も「どうしよう!?」との戦いです。
その思考を湧き上がらせないために、なるべく演奏の内容や確認事項に集中して、他の考えが入る余地のないようにしていました。
しかし、集中はそんなに長く続かないので、ふと我に返ると、「どうしよう!?」などの、その時優位になっている考え方が出てきます。
本番中、自分にウソをつくことはできません。
もちろんだますこともできません。
ステージ上では、緊張状態ですから、本心しか湧き上がってきません。
でも、頑張らなければいけないときに「どうしよう!?」なんて言っていられません。
そうして「それを否定しないと、やっていられない!」という感情に覆われていきます。
否定に否定を重ね、うまくいかなかったことにどんどんフォーカスしてしまっていました。
〈After〉湧いてくる感情・考えをめぐらし続け緊張もすることなく普段と変わらない演奏をしている
穏やかな心とはいえ、ステージに出ると、多くの情報が頭を駆け巡ります。
直前まで、生徒の本番だったため、生徒の演奏やそれまでの経緯、生徒それぞれのドラマなど、多くのことを感じながら聞いていました。
当然ながら、自分の演奏をするときにも観客に生徒の顔が見えてきますから、さっきまでのたくさんの考えが頭をめぐっていきます。
自分の演奏のことなんか、隅っこにしかありません。
そんな中での講師演奏(笑)
それでも、心穏やかな状態でいられたのです。
演奏に集中はしていますが、様々な考えが頭をよぎります。
それでも演奏にさほど支障はありません。
今考えると、以前演奏中に目指していたのは、「集中」ではなく「熱中」だったのかもしれません。
「熱中」は、我を忘れてのめり込むとなる状態ですね。
緊張している中で「熱中」は、できるとは思えません。
「心穏やかに集中する」
これが初めて分かった瞬間でした。
演奏後・・・
〈Before〉録画した自分の演奏を見るのが嫌だった
演奏が終わると、自分の演奏を見るのが嫌いでした。
ミスタッチ、演奏中の感情、そのすべてが嫌でした。
それでも演奏することは好きでした。
一体どれだけ演奏が好きなんだろうか?(笑)
見ても1回。
それ以上は、絶対に見ませんでした。
自分の理想に追いついていない演奏を目の前に、自分を全否定して落ち込んでしまう。
コンクールだと、一喜一憂する心理状態です。
〈After〉自分の演奏を見返して冷静に分析できる
今回は、演奏中に自分を否定しませんでしたから、緊張状態でも、自分のことを好きでいられました。
そんな心理状態を思い出すのは、中々悪くありません。
だから、うれしい気持ちが湧いてきてしまい、1回見るだけでは反省することができません(笑)
それで、日を置いて、再度録画を確認。
何が足りなくて、理想の演奏にたどり着かないのか、穏やかな心で分析している自分がいました。
自己肯定感が上がった!そして、穏やかな心を手に入れた!
「良いところも悪いところも受け入れる」
このことができることが、「自己肯定感が高い状態」だと、伝え方マスターで習いました。
本番中は「素」の自分が出ます。
自己否定感(自己肯定感の反意語)があると、普段はあまり変わりはないかもしれません。
でも本番中は否定してる場合ではないので、自信過剰にならざるを得なかったようです。
私の場合は、本番を経験して、確実に自己肯定感が上がったことを実感しました。
以上、私の体験でしたが、本番の緊張で悩んでいる方は、本当に多いと思います。
「伝え方コミュニケーション・初級」を受講したときにはわからなかったのですが、「伝え方マスター」で初級の内容を深堀りできたときに、大きな発見へとつながりました。
初級と言って侮るなかれ!
自分に合わない言葉かけをしていると、うまくいかなかった私でした。
自分に合う言葉かけにちょっと変えただけで、こんなに大きな変化があった性格統計学、あなたも体験してみませんか?
伝え方マスターを受講することで、確実に変わる自分を実感できました。
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PROFILE
-
北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース 卒業後、
札幌市南区のピアノ教室「石山東音楽教室」を開校。
現在、ピアノ講師としてお子様の指導を行うのみに限らず、
「JLCA主宰伝え方インストラクター」として活動中。
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