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ピアノ

ピアノが難しい理由、デジタル時代のアナログ楽器

piano弦

札幌市南区芸術の森・石山東地区で、スタインウェイピアノ教室を主宰する、西岡裕美子です。

デジタル時代のアナログ楽器。
一見時代に合わないように、または逆行しているように見えます。

でもよく考えてください。
人間はデジタルですか?
私たちは生き物です。

アナログである人間が、デジタル時代を生きていくうえで、
アナログ性をすべて排除して生きていけるのでしょうか?

目次

自動化された世界

デジタル

この世はとても便利になりました。
自動化された生活を生きています。
目覚まし、かざす蛇口やハンドソープ、電動歯ブラシ、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、テレビ、ゲーム、パソコン、ATミッションの自動車、そのうち自動運転になるとか。
自動改札、スーパーのレジも機械。
ネットの買い物はボタンひとつ。

考えなくても過ごせるようになった世の中。

人間はデジタルではない

お母さんに目隠し

例えば仕事の効率を目指すとなると、とてもありがたいことなので、私はとても嬉しいことだと思います。

しかし、日常で考える習慣がなくて、困るこのとはないのでしょうか?

身体の動きはデジタル化できますか?
思考はデジタル化できますか?
人間関係はデジタル化できますか?
無理に決まっています。

体つきが微妙に違うから一人一人動かし方が違う上に、頭で動かそうと思わないと動きません。
動かさないとより動かなくなり、生活に支障が出るでしょう。

頭を使わなければ使えなくなるでしょう。
機械のようにいつも同じことしか言わない脳しか持たない人の何が面白いのでしょう。
また、認知症は頭を使わなくなったからできた病気だという説があります。

人間の脳が全てデジタル化されれば人間関係に何も支障は出ないでしょうが、それは「私」なのだろうか…
なんて考えるところがもう、そもそもアナログなのでしょうが。

どう考え、どのように伝え、どのように動くか、答えのない、非常にアナログな世界です。

それなのに、時代は答えのないようなアナログを使わないで生きていけるような世界を目指しています。
やることは決まっていて、数個の選択肢の中から選ぶだけ。考える必要なんてありません。
楽だし、何も問題がありません。

しかし、それでいいのでしょうか?

アナログなことを続けることで、人間性を高め、
豊かな思考からくるインスピレーションからアイディアを想像し、アイデンティティを高めます。
それは、個性や魅力となり、必要とされる人間となります。
そして共感する仲間を増やしていくことが大切だと感じています。
数年前に学校教育として掲げる目標「生きる力」というものがありましたね。
このようなことだったのではないかと、私は思います。

アナログなピアノ

茶グランドピアノ正面

ピアノの演奏が大事だと思うのも、難しいと思うのも、それがアナログであるものだからです。
ピアノの演奏には誰の力も借りずに自分でしなければなりません。
ピアノそのものも、黙って音が出るわけではなく、数多ある部品からなるアナログな機構を持つ楽器です。
しかも、身体や頭または心で工夫することにより、様々な音が出ます。

(もちろん、電子ピアノやデモ演奏、録音機能、スピーカーでの再生機能など色々な音が出るものもありますが、私はそれらの機能をピアノ演奏の楽しみを広げるものとして考えています。もちろん、ピアノ演奏のアナログ性からかけ離れているものでもあります。よって、多くのデジタル化された多くの便利なものと同様の機能として考えています。)

ピアノは叩けば鳴る、というような単純なものではないことは、誰もがわかることでしょう。
そうでなければ、演奏を聴いて感動して涙する意味がわからないでしょうから。

つまり、身体の動き、思考、人間関係、すべてにおいてピアノ演奏に必要なものなのです。

ピアノのおススメ

ピアノが難しいわけがお分かりでしょうか。
そして、演奏することで大切なアナログの力を伸ばす、少なくとも減らさないことになるのではないでしょうか。

本来ピアノを弾くことに理由はいらないです。
私は好きだからピアノを弾いています。
でもその理由以外に、やらないといけないという気持ちがあり、上記の理由から演奏することをやめないようにしているのです。

あなたも、ピアノを始めてみませんか?
楽しいですよ‼️

音楽理論指導や保育士試験対策も行います。
詳細を知りたい方は、石山東音楽教室の西岡裕美子まで。