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デジタル楽譜のご紹介

「春よ来い」のピアノアレンジ楽譜の紹介

札幌市南区芸術の森・石山東地区で、スタインウェイピアノ教室を主宰する、西岡裕美子です。

本日は当教室オリジナルアレンジによる「春よ来い」のピアノ譜レベル別4種類をご紹介いたします。

目次

「春よ来い」のピアノアレンジ楽譜のご紹介

原曲について

「春よ来い」(はるよこい)は、相馬御風作詞、弘田龍太郎作曲の童謡。

この曲を4つのレベルでアレンジしました。

それぞれのリンクから楽譜販売ページに飛びます。
データで購入できますので、ぜひご活用ください。

春よ来い「導入レベル」

きれいなベースラインを心がけました。
「はるよこい」に対する合いの手を、左手で簡単に表現しました。
少しリズムが入っていますが、右手は休符ですので難しくなく演奏できると思います。
「みいちゃん」のベースの音も好きです。

https://store.piascore.com/scores/320333

春よ来い「初級レベル」

音がひとつ加わっただけで、大変豪華な感じになりました。
メロディーに動きがあるためです。
オクターブが届かない場合は下の音だけ弾いて下さい。

https://store.piascore.com/scores/320334

春よ来い「中級レベル」

レベル2にリズムを加えました。
左手は片方の音を伸ばしたまま、別の音は動かすという、少し難しいことをします。
ベースラインも際立ち、リズムの軽快さを表現するためです。

https://store.piascore.com/scores/320335

春よ来い「上級レベル」

イメージは、恥ずかしがり屋の春をそっと呼んでいる感じ。
歌いだしのところを左手で演奏します。合いの手は右手です。明るい春がやってきた感じを表現しました。
前奏や後奏は、ペダルを上手に使い、さわやかさを出して欲しいです。
「おんもへ~」は、広がりを持って演奏して欲しいです。

https://store.piascore.com/scores/320336

デジタル楽譜のご紹介:ピアノ愛好家のための特別アレンジコレクション

ピアノを愛する皆様へ、当教室では長年にわたり生徒さんの声に耳を傾け、多くの方々のニーズに応えるオリジナルアレンジの楽譜を制作してまいりました。
本日はそんな特別なデジタル楽譜コレクションについてご紹介いたします。

ピアノ演奏の可能性を広げる自家製楽譜の魅力

ピアノという楽器の魅力は、その表現力の豊かさにあります。
クラシックからポップス、ジャズまで、あらゆるジャンルの音楽をピアノ一台で表現できることは、他の楽器にはない特権と言えるでしょう。
しかし、市販の楽譜では難易度が高すぎたり、逆に簡素化されすぎていたりと、ピアノ学習者の実力に合わないことも少なくありません。

当教室では、初心者から上級者まで、それぞれの演奏レベルに合わせた楽譜アレンジを心がけています。

これらの楽譜は単なる「簡易版」ではなく、ピアノという楽器の特性を最大限に活かした「再解釈」とも言えるものです。
原曲の魅力を損なわないよう細心の注意を払いながら、ピアノソロでも十分に曲の世界観を表現できるよう工夫を凝らしています。

デジタル楽譜ならではのメリットと活用法

紙の楽譜と比べ、デジタル楽譜には数多くのメリットがあります。
まず、購入後すぐにダウンロードしてご使用いただけるため、欲しい曲をその場で演奏することが可能です。
また、保管スペースを取らず、劣化の心配もありません。

当教室のデジタル楽譜は、印刷して使用することはもちろん、タブレットなどの電子機器に表示して練習することも可能です。
環境に配慮した選択としても、多くの方にご支持いただいております。

多彩なジャンルを網羅する豊富なレパートリー

当教室の楽譜コレクションは、童謡からポップス、ロック、さらにはメタルまで、幅広いジャンルをカバーしています。
これらの多様性は、様々な生徒さんのリクエストに応える形で自然と生まれてきたものです。

特に原曲の持つエネルギーや雰囲気を大切にしながら、ピアノという楽器ならではの表現力を活かすアレンジを追求しています。
例えば、ロックやメタルの楽曲では、ギターやドラムのリフをピアノで効果的に表現する工夫を施し、原曲の迫力をそのままにピアノソロでも満足感のある演奏ができるよう配慮しています。

長年にわたる生徒さんとのやり取りの中で、「このフレーズはこう弾くと楽しい」「ここはこう変えるとピアノらしさが出る」といった発見を重ね、アレンジの技術も洗練されてきました。それぞれの曲が持つ本質的な魅力を引き出しながら、ピアノの音色で新たな感動を生み出すことを目指しています。

心を豊かにするピアノ演奏の日常化を目指して

現代社会では、日々の忙しさに追われ、音楽と向き合う時間を持つことが難しくなっています。
しかし、たとえ短い時間でも、ピアノを弾く習慣を持つことは、精神的な充足感をもたらし、ストレス解消にも効果的です。

当教室のデジタル楽譜コレクションは、そんな「音楽のある生活」をサポートするためのツールです。
難しすぎず、かといって物足りなさも感じさせない、ちょうど良いレベルの楽譜を提供することで、多くの方々にピアノ演奏の喜びを体験していただきたいと考えています。

特に、久しぶりにピアノを弾く方や、独学で音楽を学んでいる方にとって、適切な難易度の楽譜を見つけることは容易ではありません。
当教室のアレンジ楽譜は、そんな方々の「弾きたい」という思いを実現するための架け橋となれれば幸いです。

実際の生徒さんからのリクエストから生まれた楽譜たち

当教室の楽譜コレクションの最大の特徴は、実際のレッスンの中で生まれたものであるという点です。
生徒さんからの「この曲を弾いてみたい」というリクエストに応え、一人ひとりの演奏レベルや手の大きさに合わせてアレンジしたものがほとんどです。

これらの楽譜は教室内で実際に演奏され、生徒さんの反応や演奏のしやすさを確認した上で完成されています。
また、教室主宰者自身も演奏するためのアレンジも含まれているため、初級から上級まで様々な難易度の楽譜をご用意しています。

市販の楽譜とは一味違う、実践から生まれた「本当に弾きやすい」アレンジを、ぜひ多くのピアノ愛好家の皆様にお試しいただければと思います。

おわりに

このブログシリーズでは、当教室が制作した500曲近くのデジタル楽譜を、一曲ずつ詳しくご紹介していく予定です。
それぞれの曲の背景や特徴、アレンジのポイントなど、単なる商品紹介にとどまらない情報をお届けいたします。
ピアノ演奏の楽しさと奥深さを、より多くの方々と共有できることを楽しみにしています。