ピアノの補助足台、買うべきか迷っていませんか？～弾きやすい姿勢で練習時間を増やそう～
札幌市南区芸術の森・石山東地区で、スタインウェイピアノ教室を主宰する、西岡裕美子です。
ピアノを前に椅子に座って、足がぶらぶらする状態で練習している・・・そんなことはありませんか？
足がつかない状態で手を動かすことで疲れてしまって、同じ体勢をとるのが難しいのは誰でもわかると思うのですが、いざピアノを習わせていてどの状態を取っている人は意外と多いのではないのでしょうか？
ピアノは高い、補助ペダルも高い・・・ピアノってなんでも高いのね、と思っていませんか？
今回は代用品も含めて、結局何を用意するべきか、思い切って答えを出したいと思います。
目次
- ○ どんな種類があるの？
- ・補助台（ペダルなし)
- ・補助ペダル
- ・アシストペダル・イージーペダル
- ○ 足台（ペダルなし）
- ・どんなものが売られているか
- ・代用できるものはあるか
- ・どちらが安いか
- ○ 補助ペダル
- ・安いもの
- ・高いけど使い勝手がいいもの
- ○ アシストペダル
- ・始めは補助台として使用し、小学生になってからアシストペダルを買う場合
- ・補助ペダルの次に購入するもの
- ○ イージーペダル
- ○ 画期的な新しい選択肢が！！1台ですべてをまかなう可能性あり！！
- ○ まとめ
- ・とりあえず初めに代用でいいから台が欲しい
- ・始めは手軽な補助ペダルを買って、イージーペダルでなんとか頑張る、または、イージーペダルを買わない
- ・始めは使い勝手のいい補助ペダルを買って、大きくなってからアシストペダルを買う
- ・思い切った初期投資で、newアシストペダルセットを始めから購入
- ・結論
どんな種類があるの？
「足台」といっても、いろんな種類があります。
大きく二つに分けて、ペダルがついていないかついているか。
ペダルがついているものがさらに二つに分かれていて、補助ペダルというものと、アシストペダルやイージーペダルというものです。
ひとつずつ紹介します。
補助台（ペダルなし)
ピアノを始めて間もないことは、ペダルも使わないことが多いです。
小学生前だと、確実に床には着くことはなく、必ず台が必要になってきます。
大抵ピアノの補助台は高さが変えられて、小学生の中学年頃まで使えるようになっています。
一台買えば、足がつきそうになるまでずっと使えますが、さすがにペダルが必要な曲が多いので、小学校前に必要なものかなと思います。
補助ペダル
補助台と同じように高さが変えられて、小学生中学年頃まで使えます。
ペダルを使わなくても台の部分に足を載せられるので、補助台の代わりとしても使えます。
ものによって力が必要なものと、少ない力でペダルが踏めるものがあり、値段に開きがあります。
アシストペダル・イージーペダル
小学生の中学年から高学年辺り、小柄な大人の方まで、足がペダルに届きにくい人にとっても便利なものです。
使用している場面があまりないため、見かけないことが多く、補助台や補助ペダルほど知名度がありません。
頑張ればペダルに届くので、使わないで通り過ぎることもできます。
だから、購入を迷うアイテムとなっています。
足台（ペダルなし）
実際に売られているものを見ていきましょう。
ネットではとても安い物が売られていますので、最安値で探してみます。
どんなものが売られているか
高さは、13.7cm〜23.3cmまで対応。両ハンドル無段階ネジ式高低。
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高さは、12.3cm～21.3cm 、8段階レバー
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以上のものがとても安いですね。
しかし、数年しか使わないことと、補助ペダルでも代用可能なことを考えると、以下の選択になるかと思います。
①体重が預けられる安定した代用品の台を購入する。
②初めから補助ペダルを買う
③初めから「アシストペダル」を買う
では、次に代用品を探してみましたのでご覧ください。
代用できるものはあるか
高さ・・・23cm（小学校前くらい）
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高さ・・・18cm（小学校低学年）
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高さ・・・12cm（小学校中学年）
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どちらが安いか
高さ違いの台をすべて買ったとしても、5,500円。
もしお父さんのDIYならば、足の長さを切ってやすりをかければ3,000円程度のものを買って身長に合わせて切ればいいですね。
また、高い台を買って、次に補助ペダルを買えば、使わなくなっても、家のどこかで足台として使うこともできます。
もし、ステージで使うことは考えてはいけません。
かなり格好悪いです。(笑)
あくまで自宅で、代用品としてです。
ちなみに、プラスチック製は軽いため、持ち運びには便利ですが、ピアノの台としてはできるだけ重いほうがいいので、不向きです。
軽いと、弾いている最中に動いてしまったり、自分で足で動かしたりして、演奏に集中できないというデメリットがあります。
そのため、ピアノ用の補助台は、5kg台と、とても重いものになっています。
補助ペダル
代用が利かない補助ペダル。
用意が必須と思われます。
安いものと、高いけれど使い勝手の良いものをご紹介します。
安いもの
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最安値でした。
驚きの値段です。
安いものにはそれだけの理由があります。
ペダルが重く感じます。
それでもないよりはずっといいので、安くても買うといいとは思います。
高いけど使い勝手がいいもの
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高さ調節が段階式なのですが、動かしやすいのと、無段階じゃないからと言ってそれほど困ることもありません。
また、この補助ペダルは、ペダルの踏み心地がとても軽いです。
補助ペダルとしては最高のものです。
小さいうちからコンクールに出たい！とか、感覚が繊細で少しのことで気持ちがピアノから離れそう・・・など、できるだけ環境を整えたい場合はこの補助ペダルがオススメです。
アシストペダル
「アシストペダル」というのは商品名です。
始めは補助台として使用し、小学生になってからアシストペダルを買う場合
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セットで用意しないと、使い勝手がよくないので、すべてセットで買います。
このタイプの補助台は、小学生前から使えますので、これを一つ買えば、悩むことは何もありません。
補助台の高さは、13～23.5 cmで使用できます。
しかし、ペダルを早々に使いたい場合は、足がアシストペダルに届かない場合があります。
補助ペダルの次に購入するもの
以下のものは、補助ペダルでは高すぎて足が詰まってしまうが、でも床からは遠い、そんなときに必要なアシストペダルです。
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イージーペダル
「イージーペダル」というのも、商品名です。
補助ペダルの次に購入することを想定しています。
用途はアシストペダルと同じものですが、違うことは、
①取り付けが簡単
②セットになっている台が可動式じゃない
です。
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以下、それぞれ単品。
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専用足台は高さが8cmで固定です。
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使用してみると、本当に取り付けが簡単で、幼稚園児でもできます。
また、単純に足からの距離が近くなるだけでなく、少し重いペダルが、とっても軽くなって、弱い力でスムーズなペダリングができます。
大変好評でした！！
小学校高学年から、身体が小さい人にとっては、無理のない姿勢で演奏可能となりますので、人によっては最終的にこのペダルを常に使用するという選択肢もありえるかな、と思います。
画期的な新しい選択肢が！！1台ですべてをまかなう可能性あり！！
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探し続けていると、ありました！！
高価ですので迷いましたが、思い切って購入！！
以下の動画が紹介されていたので、見て到着を待ちました！
同時に、持ち運べるバッグも購入。
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実際に届いて開けてみると、本当に小さく、コンパクト！
アシストスツールは、イージーペダル使用時の代用も可能なので、バッグには、newアシストスツールを入れて、前ポケットにnewアシストペダルとイージーペダルを入れたら、発表会に持っていくセットとしては完成！！
持ち物が本当に軽量化できて、本当にいいですね！！
実際使用したときの印象を書いていきます。
①別売りのパーツを購入すると、かなり長い間使用できます。
これから購入予定です。
②補助ペダルには、動きの遊びの部分を調整することができるようになっています。
一番高くなる状態で使用する場合は、ねじをかなり締めて、遊びをほぼなくして使用したいですね。
③一番高くしても足が届かない場合には、靴を使用すると届くこともあるので、試してみる。
まとめ
とりあえず初めに代用でいいから台が欲しい
高さは、23cmです。
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始めは手軽な補助ペダルを買って、イージーペダルでなんとか頑張る、または、イージーペダルを買わない
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始めは使い勝手のいい補助ペダルを買って、大きくなってからアシストペダルを買う
実は王道の進み方です。
しかし、一番お金がかかります。
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思い切った初期投資で、newアシストペダルセットを始めから購入
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購入したばかり（2022.02）なので、継続して使用していく中で、壊れることがないか、検証していくつもりです。
結論
今回いろいろ考えてみましたが、お財布事情もあると思うので、各家庭でご相談されるといいと思います。
上記4番目の進み方は、初期投資は高いですが、長く続けていくつもりなのであれば、結局お安く済んでかなりいいのかなと思います。
兄弟姉妹が多いご家庭や、ピアノの先生などでこれから購入をお考えの方は、特にご使用されるといいかもしれませんね！
環境が整えば、やる気がさらに出ることもあります。
頑張りたいと思っているお子様には、ぜひ購入を検討されたらいいと思いますよ！
ぜひご参考にされてください。
210％やる気を引き出す超ピアノ指導を実践しています。詳細を知りたい方は、石山東音楽教室の西岡裕美子まで。
LINE公式アカウント「210％やる気を引き出す超ピアノ指導」
PROFILE
- 石山東音楽教室 代表講師
-
北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース 卒業後、
札幌市南区のピアノ教室「石山東音楽教室」を開校。
現在、ピアノ講師としてお子様の指導を行うのみに限らず、
「JLCA主宰伝え方インストラクター」として活動中。
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